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2010-02-09 Tue

可聴周波数は人間の約2倍、可聴距離は約4倍で嗅覚には劣るものの、とても優れている感覚といえます。
ですが、そんな発達した感覚だからこその弊害があります。
音に対して恐怖心を抱いてしまう「音響シャイ」というものです。

■音響シャイって?
■原因
■音響シャイって?
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音に対する恐怖心の総称で、音の種類や反応内容は様々です。
主に、雷やサイレンに対して恐怖心を抱く犬が多いようです。
先天的(生まれつき)なものと後天的(生活していく中で発生した)なものがあり、先天的なものは遺伝の影響が強く、親犬から受け継いだ可能性が高く、 予防するには音響シャイの子を繁殖に使わないといったところでしょう。
後天的なものは要因が色々考えられはっきりしていないので、予防することは難しいですが、子犬の頃からいろいろな音や物に 慣れさせることである程度予防できます。
音に恐がっているときの犬の反応は、
- 落ち着かず、隅で小さく丸まる
- 暴れまわる
- 呼吸数
- 心拍数の上昇
- 震える
- 逃げようとする
- 攻撃的になる
欧米のデータでは、音響シャイはボーダーコリーなどのコリー種やシェパードに多いといわれています。
■原因
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音響シャイの原因はまだ特定されていません。
今まで雷やサイレンなどが全然平気だった犬が突然恐がり出す、ということも多いようです。
犬は音を1~3年記憶しておくことができます。
その音を聞いたときの感情とともに記憶しているので、もしかしたらその音が鳴っていたときに恐いことや嫌なことがあって、その感情をその音と関連付けしてしまったのではないかと考えられます。
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音響シャイに悩むペット・飼い主さんは非常に多く、みなさん悩んでいらっしゃるようです。
実際私の親戚の家で飼われていた大型犬も音響シャイで、初めての花火に驚いたその子は柵をむりやり飛び越えようとして逃げようとしてしまいました。
こういったことをさけるために、次回は音響シャイの対処法と治療法を掲載します。
※メルマガvol276より