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2008-10-24 Fri

全国各地で狂犬病の予防接種が開始されていますね。
殆どの方がご存知とは思いますが、狂犬病は発症すると、ほぼ100パーセントの確率で死亡してしまう人畜共通の恐ろしい感染症です。
現在日本では予防接種により存在していませんが世界各地では毎年被害が絶えません。
本日はこの狂犬病の現状について、ご紹介します。
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■世界中に存在しています
■なぜ死亡率が高いのか?
■予防方法は?
■日本への危険性
■世界中に存在しています
狂犬病は日本・オーストラリア等の一部の島国を除いた
「全世界」に存在しています。
言いかえれば、日本は狂犬病を保有していない「貴重な国」です。
欧米では主にキツネやアライグマ・スカンクなどの野生動物から、
アジアやアフリカ等では主に野良犬から感染します。
他にも身近な猫や馬、リスやコウモリ等の「全ての哺乳動物」から感染するので、
狂犬病保有国では駆除に困難を極めているのが現状です。
毎年、世界各地で「何万人」という狂犬病による死亡が報告されています。
■なぜ死亡率が高いのか?
有効な治療法が無いからです。
一度発病してしまいますと、人も動物も治療する事が出来ません。
大変残念な事ですが、動物の場合は殺処分・人の場合は隔離、
という手段になってしまいます。
また狂犬病は、発病するまでに時間がかかるウイルスなので
感染(動物に噛まれた)直後であれば
ワクチンを接種することで発病を防ぐ事が出来るのですが、
国によっては「病院に行くのに3日かかる」という場所も少なくありません。
病院に行くお金のない人もたくさんいます。
狂犬病の怖さを知っていても手遅れになることが多いのです。
■予防方法は?
感染前のワクチン接種です。
日本で「犬」に接種が義務付けられているのは、
犬が人との接触が一番多い動物だからです。
国によっては「猫」や「馬」「羊」などの家畜動物にも接種します。
また旅行者・研究者・獣医師などに接種することが勧められていますが、
人の場合はワクチンを打っても完璧な予防ができるわけではなく、
もし感染犬にかまれた場合は再度、 ワクチンを打たなくてはなりません。
犬(哺乳類動物)にワクチンを打って
狂犬病をなくしてしまうのが一番良いの方法なのです。
■日本への危険性
文頭でもお話しましたが、国内においては狂犬病の発生はありません。
しかし外国との交流が盛んな現在、検疫所において水際防止に努めていますが、
いつ狂犬病が進入するか分からない状況にあります。
実際に帰国した旅行者が狂犬病で死亡してしまった話もあります。
そんな現状にも関わらず、最近では「過去の病気」ととらえられ
全国で狂犬病の接種率が低下してしまっているのです。
中には「副作用」が気になる方もいると思いますが、
そんな方は獣医さんと相談して様子を見ながら接種してください。
狂犬病の予防接種は人を守る為の注射でもあります。
犬を飼う人は当たり前の「義務」として必ず接種しましょう。
■もっと詳しく知りたい方は
「まめちしき」にも掲載されています。
こちらも合わせてご覧下さい
≫≫≫ 狂犬病について
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